介護を見据えた間取りのポイントについてご紹介します!

これから建てるマイホームに長く住むことを考えると、介護を見据えた間取りにするのがおすすめです。
また、二世帯住宅を予定されている方にとっても介護がしやすいかという観点は重要ですよね。
そこで今回は、介護しやすい間取りのポイントについてご紹介します。
また、バリアフリー化のポイントについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

□介護しやすい間取りのポイントをご紹介

ここからは、介護しやすい間取りのポイントを2つご紹介します。

1つ目が、家の中に袋小路を作らないということです。
長時間歩き回るのは、高齢者の方にとってつらいでしょう。
廊下の突き当たりやドアが1つしかない部屋がある間取りにしてしまうと、寝室までの距離を往復する必要があり、苦痛になる可能性があります。
そのため、ドアを部屋の複数の面に設置し、住まいの中を回遊できる動線にするのがおすすめです。

2つ目が、トイレは寝室からアクセスしやすい場所にすることです。
高齢になると、トイレの回数が増加する場合があります。
しかし、トイレへの行き来はご自身で歩いていくことになるため、転倒などによる怪我を防ぐためにも寝室とトイレはできるだけ近い位置に設置するのが良いでしょう。
また、寝室からトイレへの壁に手すりを設置するなど、歩行を補助するための工夫もおすすめです。

□バリアフリー化のポイントをご紹介!

ここからは、バリアフリー化のポイントを2つご紹介します。

1つ目が、車椅子の通れる幅の確保です。
車椅子が通れる通路幅は、少なくとも120センチ以上、できれば180センチ取ることが望ましいとされています。
しかし、家の通路全てをこの幅で設けると居住スペースが狭くなるため、動線を考えて広くすべき通路を効果的に選びましょう。
または、廊下をあえて設けずに、部屋同士を横切る際の段差をフラットにして、玄関ホールから直接部屋に車椅子で入れるようにするのもおすすめです。

2つ目が、床・玄関の段差をできるだけフラットにすることです。
段差をできるだけ減らすのはバリアフリー化の基本です。
足腰が衰えてくると、少しの段差でもストレスを感じやすくなります。
また、部屋と部屋、部屋と通路の間の段差に関しては、下にレールのないタイプの引き戸を選択すると幅も広く取れて通りやすくなるでしょう。

□まとめ

今回は、これから長く住み続けるマイホームで介護を見据えた家づくりを行いたいとお考えの方に向けて、介護しやすい間取りのポイントについてご紹介しました。
また、バリアフリー化のポイントについてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

家づくりコラムカテゴリの最新記事