注文住宅の相場は?相場ごとの住宅の特徴も紹介します!

注文住宅は家を購入する中でも、自由度が特に高いです。
自由度が高いため、自分たちの希望は通りやすいですが、予算の幅もかなり広いです。
そもそも自分が考えている予算でどれぐらいの家が建てられるのか相場が気になりますよね。

今回は、住宅を購入・建築する予定がある人に向けて、注文住宅の相場平均と、相場ごとの住宅の相場をご紹介します。
注文住宅の相場が気になっている方は要チェックです。

□注文住宅の相場は?地域ごとにご紹介します

一般的に、注文住宅を建てる人は、どれぐらいの広さに、どれぐらいの予算をかけているのでしょうか。
住宅金融支援機構のデータによると、全国平均では住宅面積が約124.4平方メートル、建築費用は約3532万円となっています。

地域別で見てみましょう。
面積は、首都圏が約123.9平方メートル、東海圏が約126.5平方メートル、近畿圏が約127.4平方メートルで、その他の地域が約123.4平方メートルです。
建築費用は、首都圏が約3808万円、近畿圏が約3740万円、東海圏が約3604万円で、その他地域が約3354万円です。

首都圏や近畿圏、東海圏は、その他地域に比べて土地が狭く、かつ高い傾向にあります。

地域差はあったものの、だいたい125平方メートルの住宅を建てるのに、約3500万円が相場だと分かります。

□相場ごとの住宅の特徴を解説!

平均的なことが分かったところで、予算別にどんな家が建てられるのか見ていきましょう。

*1000万円台の場合

予算1000万円台は平均よりも低いため、シンプルで無駄のない家になるでしょう。
床面積がだいたい100平方メートルで、無駄を省くために建物の形は真上から見たときに正方形や長方形になります。

また、レンガのような外壁の仕上げ材も使用せず、屋根も方流れのような無駄のない構造になります。
家の中の設備に関しても、最低限のシンプルなものになります。

しかし、外観も内装もシンプルなものになるため、一般的な注文住宅よりも早く完成するでしょう。

*2000万円台の場合

予算が2000万円台になると、床面積がだいたい110平方メートルから120平方メートルになります。
全体のグレードを少し上げることが可能で、1000万円台ではできなかったこともできるようになってきます。

例えば、外壁の仕上げ材や建材にこだわったり、いくつかは最新の設備や希望の設備を取り入れたりといったことが可能です。
希望に優先順位をつけておきましょう。

*3000万円台の場合

3000万円台の予算では、床面積がだいたい120平方メートルから130平方メートルになります。
外観も内装も、ほとんどの希望が通るのがこの価格帯です。

希望箇所以外にも、細かい部分をこだわったり、床暖房のような追加の設備を付けたりできます。

□まとめ

今回は、住宅を購入・建築する予定がある人に向けて、注文住宅の相場平均と、相場ごとの住宅の相場をご紹介しました。

だいたい125平方メートルの住宅を建てるのに、予算約3500万円が相場だとされています。
用意できる予算によって、建てられる家のグレードは変わってきます。
家を建てる際には、あらかじめ予算を確認しておきましょう。

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